建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第55回(令和7年度(2025年))
問84 (空気環境の調整 問39)
問題文
重量床衝撃音は、( ア )ときに発生し、衝撃音は( イ )に主な成分を含む。対策としては( ウ )が効果的である。
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問題
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第55回(令和7年度(2025年)) 問84(空気環境の調整 問39) (訂正依頼・報告はこちら)
重量床衝撃音は、( ア )ときに発生し、衝撃音は( イ )に主な成分を含む。対策としては( ウ )が効果的である。
- ア:人が床上で飛び跳ねたりした イ:高周波数域 ウ:柔らかい床仕上げ材
- ア:人が床上で飛び跳ねたりした イ:低周波数域 ウ:柔らかい床仕上げ材
- ア:人が床上で飛び跳ねたりした イ:低周波数域 ウ:床躯(く)体構造の質量増加
- ア:テーブルを引きずったりした イ:高周波数域 ウ:柔らかい床仕上げ材
- ア:テーブルを引きずったりした イ:低周波数域 ウ:床躯(く)体構造の質量増加
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この過去問の解説 (3件)
01
この問題で覚えておくポイントは以下の通りです。床衝撃音には「重量床衝撃音」と「軽量床衝撃音」の2種類があります。この2つは発生源・周波数帯域・有効な対策がそれぞれ異なり、試験ではその違いを問う問題が頻出です。
正しいです。
重量床衝撃音は、人が飛び跳ねたり重量物が床に落下したりするような、接地面が大きく重量のある衝撃によって生じます。
63Hz・125Hz・250Hz付近の低周波数域に主な成分を含み、低周波の音は床を透過しやすく遮音が難しいという特徴があります。
対策としては、コンクリートスラブの厚みを増やすなど床躯体の質量を増加させることが最も効果的です。
重量床衝撃音と軽量床衝撃音の違いを次のように整理して覚えましょう。
・重量床衝撃音は、人の飛び跳ねなどの重い衝撃・低周波数域・床躯体の質量増加(スラブ厚増大)が対策
・軽量床衝撃音は、硬いものを落とす・物を引きずるなどの軽い衝撃・中〜高周波数域・柔らかい床仕上げ材が対策
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02
最も適当なものは「ア:人が床上で飛び跳ねたりした
イ:低周波数域 ウ:床躯(く)体構造の質量増加」です。
重量床衝撃音とは重量のあるものをドンと置いたり、
人が走ったりした際の衝撃音です。
重いものを落とした時に出る音は軽いものを落とした場合と比べ、
低音になることが多く、低周波数域となります。
重量床衝撃音への対策は鉄筋コンクリートなど床躯体構造の質量増加があります。
畳など柔らかい床仕上げ材は軽いものを落とした時の音(軽量床衝撃音)は
軽減されますが、重量床衝撃音の軽減には効果がありません。
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03
床衝撃音は、床に加えられた衝撃が床スラブなどを振動させ、その振動が建物を伝わって下階などで音として聞こえる現象です。床衝撃音は、衝撃源の性質によって重量床衝撃音と軽量床衝撃音に大別されます。重量床衝撃音は子どもの飛び跳ねなどによって発生し、低周波数域の成分を多く含むことが特徴です。このため、床仕上げ材だけでは十分な改善が難しく、床躯体の質量や剛性などを考慮した対策が重要となります。
不適切です。人が床の上で飛び跳ねたり、走ったりすることによって生じる大きく重い衝撃は、重量床衝撃音の代表的な発生原因です。ただし、重量床衝撃音は高周波数域ではなく、主に低周波数域の成分を含みます。また、カーペットなどの柔らかい床仕上げ材は軽量床衝撃音には効果がありますが、重量床衝撃音に対する効果は限定的です。したがって、発生原因は正しいものの、周波数域と対策が適切ではありません。
不適切です。人が床上で飛び跳ねるような重く大きな衝撃によって発生する音は重量床衝撃音に分類され、主として低周波数域の成分を含むため、発生原因と周波数域の組合せは適切です。しかし、柔らかい床仕上げ材は、スプーンなどの物を落とした場合に生じる軽量床衝撃音の低減には有効ですが、床躯体そのものを大きく振動させる重量床衝撃音には十分な効果が期待できません。
適切です。重量床衝撃音は、人が飛び跳ねたり走ったりした際のように、床に大きな衝撃力が加わることで発生します。このような衝撃は床スラブなどの躯体を振動させ、主として低周波数域の音を発生させます。対策としては、床スラブを厚くするなどして床躯体構造の質量を増加させ、衝撃によって床が振動しにくくすることが有効です。そのため、発生原因、周波数域、対策の組合せはいずれも適切です。
不適切です。重量床衝撃音の代表例は、人が飛び跳ねたり走ったりするなど、床全体を大きく振動させる強い衝撃によって発生する音です。テーブルなどの家具を引きずる際に発生する音は、この典型的な重量床衝撃音とは性質が異なります。また、高周波数域の床衝撃音や柔らかい床仕上げ材による対策は、一般に軽量床衝撃音との関係が深いため、重量床衝撃音について説明した組合せとしては適切ではありません。
不適切です。低周波数域に主な成分を含み、床躯体構造の質量を増加させることが有効な対策となる点は、重量床衝撃音の特徴に合っています。しかし、重量床衝撃音の代表的な発生原因は、人の飛び跳ねや走り回りなど、床に大きく重い衝撃が加わる場合です。テーブルを引きずる行為は、この問題で想定されている重量床衝撃音の代表的な発生原因には該当しません。したがって、発生原因を含めた組合せ全体としては適切ではありません。
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