建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第55回(令和7年度(2025年))
問102 (建築物の構造概論 問12)
問題文
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問題
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第55回(令和7年度(2025年)) 問102(建築物の構造概論 問12) (訂正依頼・報告はこちら)
- 防犯用ネットワークカメラは、撮影した高解像度の映像を伝送でき、高画質なシステムを構築できる。
- アクティブセンサとは、人などの発熱体を赤外線で検知し、その発熱体が移動する場合に動作する防犯センサである。
- 夜間無人となる建物の機械警備業務では、異常発生時には25分以内に警備員が駆け付けなくてはならない。
- 大規模事業所においては、従来の防火管理者、自衛消防組織に加えて、大地震などに備えた防災管理者を置くことが必要である。
- 入退室管理システムには、緊急避難時において、電気錠の一斉開錠機能をもたせることが必要である。
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この過去問の解説 (3件)
01
最も不適当なものは「アクティブセンサとは、人などの発熱体を赤外線で
検知し、その発熱体が移動する場合に動作する防犯センサである」です。
この説明はパッシブセンサの説明です。
センサは物体が発する赤外線を受けて検知する(受動的な)ため
パッシブセンサと言います。
正しいです。
防犯用ネットワークカメラには高解像度の映像を伝送できる機種があり
高画質なシステムを構築できます。
誤りです。
アクティブセンサは赤外線を出し、障害物などで遮られた際に検知します。
センサが赤外線を出す(能動的な)ためアクティブセンサと言います。
正しいです。
機械警備業務では異常発生時に25分以内に警備員が現場へ到着できる
体制が求められます。
正しいです。
大規模な建築物では地震などの災害に備えることが求められており、
防災管理者を置く必要があります。
正しいです。
緊急時には電気錠を一斉開錠することで速やかに避難することができます。
感知器発報などの火災信号により開錠させる場合があります。
パッシブセンサとアクティブセンサの違いを覚えておきましょう。
検知原理を理解することで覚えやすくなります。
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02
この問題の最も不適当な選択肢は「アクティブセンサとは、人などの発熱体を赤外線で検知し、その発熱体が移動する場合に動作する防犯センサである。」という記述です。
本問題は、ビル管理における防犯・防災設備の基礎的な仕組みや法的基準の理解を問うものです。
特に防犯センサの「能動的(アクティブ)」か「受動的(パッシブ)」かの違いは、用語のひっかけとして非常に出題されやすい頻出項目です。
また、警備員の駆け付け時間などの数値的な法的規制についても正確な記憶が求められます。
ネットワークカメラの強みは、データ転送量の多さにあります。
かつてのアナログ画質では判別が難しかった細かい部分も、デジタル伝送によるフルHDや4Kといった超高精細な映像なら、ナンバープレートや人物の表情までくっきりと捉えることができます。
この精度の高い映像を、場所を選ばずリアルタイムでモニタリングしたり、劣化させることなく保存したりできるため、現代の防犯対策において欠かせないインフラとなっています。
不適当です。
記述にある「人などの発熱体を赤外線で検知する」ものは、正しくは「パッシブセンサ(受動型赤外線センサ)」です。
アクティブセンサとは、送信機から投光した赤外線を受信機で受光し、その光を遮った場合に検知する「能動型」の仕組みを指します。
自らエネルギーを発信しているか、相手の熱を待っているかの違いを明確に区別しましょう。
適当です。
警備業法施行規則により、基地局で異常を検知してから警備員が現場に到着するまでの時間は25分以内と定められています。
夜間無人となるビルなどの機械警備業務において、この時間制限は「即応体制」を維持するための重要な法的基準です。
数値問題として非常に出やすいポイントですので、しっかり暗記しておきましょう。
適当です。
消防法により、一定規模以上の大規模な事業所(特定用途制限等)では、従来の「防火管理者」や「自衛消防組織」に加え、地震等の大規模災害に対応するための「防災管理者」の選任が義務付けられています。
火災以外の災害や地震、毒性物質の発散などに対しても、専門の管理責任者を置くことで安全性を高める仕組みです。
適当です。
入退室管理システムで制御される電気錠は、通常は防犯のために施錠されています。
しかし、火災などの緊急避難時には、安全な避難経路を確保するために全てのドアを自動的に開錠する「一斉開錠機能」が必要です。
防災盤との連動や、停電時に解錠される安全設計がビル管理の実務において不可欠な要素となります。
今回の問題の重要ポイントは以下の通りです。
防犯センサは「自分から光を出すアクティブ」と、相手の熱をじっと待つパッシブの違いを明確にしましょう。
また、機械警備の駆け付け時間が法律で25分以内と決まっていることや、大規模ビルでは防火管理だけでなく、地震に備えた防災管理者の選任が必要な点も、防犯・防災の基本数値として重要です。
避難を妨げないための電気錠の一斉開錠など、命を守るための設備基準もセットで押さえておきましょう。
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03
最も不適当なものは、「アクティブセンサとは、人などの発熱体を赤外線で検知し、その発熱体が移動する場合に動作する防犯センサである。」です。
この記述は、アクティブセンサではなく、「パッシブセンサ(受動型赤外線センサ)」の説明です。アクティブセンサは、自分で赤外線などを出して、その光がさえぎられたり反射したりした変化で異常を見つけます。いっぽう、人の体温などから出る赤外線を受けて動くのはパッシブセンサです。
これは適当です。ネットワークカメラは、高解像度の映像を配信できる機種があり、高画質な監視システムを作ることができます。
これは不適当です。人などの発熱体が出す赤外線を受けて反応するのは、パッシブセンサです。アクティブセンサは、センサ側から赤外線ビームなどを出して、その変化で侵入を検知します。
これは適当です。機械警備業務では、異常信号を受けたときに、25分以内に現場へ警備員を到着させることができる体制が基準として定められています。
これは適当です。消防法では、一定の大規模な建物について、火災だけでなく地震などの災害にも備えるための防災管理が求められており、防災管理者を置く仕組みがあります。
これは適当です。火災や災害のときに避難のじゃまにならないよう、電気錠やセキュリティゲートを非常時に解錠できることは大切です。大規模建築物の防火・防災の考え方でも、そのような機能の必要性が示されています。
この問題では、アクティブセンサとパッシブセンサの違いを正しく覚えているかがポイントです。人の体温を赤外線で見つけるのはパッシブセンサであり、アクティブセンサではありません。あわせて、機械警備の25分以内の到着体制、大規模建物での防災管理者の配置、非常時に避難しやすい解錠機能も、防犯・防災の基本として押さえておくとよいです。
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