建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第55回(令和7年度(2025年))
問126 (給水及び排水の管理 問21)
問題文
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問題
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第55回(令和7年度(2025年)) 問126(給水及び排水の管理 問21) (訂正依頼・報告はこちら)
- 沈砂槽
- 生物処理槽
- 膜分離装置
- ろ過装置
- 活性炭処理装置
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この過去問の解説 (3件)
01
最も適当なものは「活性炭処理装置」です。
誤りです。
沈砂槽は比重の大きいもの(砂や石)を沈降させて分離します。
水処理のスタート工程で色度の除去はできません。
誤りです。
微生物により有機物を分解します。
BODの低減には効果がありますが色度の除去はできません。
誤りです。
微細な穴の空いた膜で浮遊物(SS)や細菌を分離します。
色度の除去はできません。
誤りです。
浮遊物を分離します。
色度の除去はできません。
正しいです。
活性炭により溶解しているにおいや色を除去します。
水処理装置の役割を覚えておきましょう。
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02
【最も適当なものは「活性炭処理装置」です。】
色度は、水の色のつき具合を表すものです。雑用水処理では、色の原因になる溶けた有機物などを取り除く必要があります。このような【色度の除去】には、【活性炭処理】がよく使われます。活性炭は水の中の色やにおいの原因物質を吸着して取り除くことができるからです。水処理分野でも、色度の除去に優れた方法として活性炭処理が挙げられています。
これは適当ではありません。沈砂槽は、水の中にある【砂や重い粒】を沈めて取り除く装置です。色の原因になる、溶けた物質を取るための装置ではありません。
これは適当ではありません。生物処理槽は、微生物の働きで【有機物】を分解する装置です。水をきれいにするのに役立ちますが、色度の除去を目的とした装置としては最も適当とはいえません。色度の除去には、より直接的に色の原因物質を取れる活性炭処理のほうが向いています。
これは適当ではありません。膜分離装置は、細かい粒子や微生物などを分ける装置です。ただし、色の原因が【水に溶けている成分】である場合は、膜だけでは十分に取りにくいことがあります。色度の除去を主な目的にした装置としては、活性炭処理のほうが一般的です。
これは適当ではありません。ろ過装置は、にごりの原因になる【浮いた粒】を取り除くのが中心です。色度は、粒ではなく水に溶けた成分が原因になることが多いため、ろ過だけでは十分に取れないことがあります。
これは適当です。活性炭処理装置は、【色度】や【におい】の原因になる物質を吸着して取り除くことができます。水処理の資料でも、活性炭処理は色度除去に使われる方法として示されています。
この問題では、【色度は溶けた成分によることが多い】という点がポイントです。砂やにごりを取る装置ではなく、【色の原因物質を吸着できる活性炭処理装置】が最も適しています。雑用水処理では、何を取り除きたいのかによって、使う装置が変わることを押さえておくと、似た問題でも判断しやすくなります。
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03
本問は、雑用水処理設備において、水の「色(色度)」を取り除くために最も適した装置(単位装置)がどれかを問うています。
雑用水は、トイレの洗浄水や散水として利用されるため、見た目の不快感を取り除く「脱色」は非常に重要な工程です。
試験対策としては、「どの装置が、どんな汚れ(濁り、色、細菌など)をターゲットにしているか」をセットで覚えるのがポイントです。
この選択肢は不適当です。
沈砂槽(ちんさそう)は、排水に含まれる大きな砂や礫(れき)を重力で沈めて取り除くための装置です。
処理の最初期段階で大きなゴミを取り除くのが役目であり、水に溶け込んだ「色」を取り除く能力はありません。
この選択肢は不適当です。
生物処理槽は、微生物の力を借りて水中の「有機物(汚れの主成分)」を分解・除去する装置です。
BOD(生物化学的酸素要求量)を下げるのには非常に有効ですが、色度成分を直接的に分解して消し去る効果は限定的です。
この選択肢は不適当です。
膜分離装置は、非常に細かな穴の空いた膜で「細菌」や「微細な粒子(濁り)」を物理的にブロックして取り除く装置です。
水は劇的に透明になりますが、色度の原因となる非常に小さな分子状の成分までは完全に取りきれない場合があります。
この選択肢は不適当です。
ろ過装置は、砂や多孔質のろ材を通して「濁り(懸濁物質)」を取り除く装置です。
大きな粒子の汚れを除去して水をクリアにするのが得意ですが、水に溶けている色度成分(着色成分)を吸着・除去するパワーには欠けます。
この選択肢は適当です。
活性炭処理装置は、炭の表面にある無数の小さな穴(細孔)で、水中の「臭い」や「色度成分」を強力に吸着して取り除きます。
雑用水の仕上げ工程で、見た目のクリアさを追求するために欠かせない「脱色のエキスパート」です。
「色と臭いには活性炭!」とセットで覚えてしまいましょう。
水処理の装置は、それぞれ得意科目が異なります。
• 沈砂槽:大きな砂(物理除去)
• 生物処理:有機物(微生物分解)
• 膜・ろ過:濁り・菌(物理ブロック)
• 活性炭:色・臭い(吸着)
このように「役割」をキャラ付けして覚えると、試験本番でも迷わず正解を選べるようになります!
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